心温まるお話を紹介します。CBS NewYorkの動画紹介です。
Cindy Gelormini(シンディー・ジェローミニ)さんはホームセンターの駐車場で、思い出深そうにネックレスを手にしながら語ります。
シンディーさんの息子ロビーは26歳で亡くなりました。ロビーは自閉症で、てんかんの発作が原因でした。
シンディーさんはロビーの遺灰をガラスのネックレスに入れて身につけていました。
その大切なネックレスを落としてしまったのです。
(2022年5月10日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
シンディーさんはSNSを駆使して地元の人々に必死に呼びかけました。いかにそのネックレスがシンディーさんにとって大切な物であるか説明と共に。
諦めかけていた頃、親切な男性から発見の知らせを受けます。
(2022年5月10日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
発見したVincent Scrudato(ヴィンセント・スクルダト)さんはこう話します。
「シンディーさんの投稿を見た友人からネックレスの話を聞きました。僕は物探しが得意だから、ホームセンターに行くついでに探してあげなよって言われたんです。駐車場でネックレスを見つけたときは本当に驚きました。割れていましたが小さな破片も残らず集めようと頑張りました。シンディーさんにとって思い入れのある物だと知っていましたから。」
シンディーさんは「ロビーは天国にいますが、ヴィンセントさんのような聖人を私に届けてくれました。」と嬉しそうに話しています。
シンディーさんは不動産業者でもありインテリア・デザイナーですが、自閉症の息子を持つ現実を知ってもらうためYouTubeに動画を投稿していました。(2018年4月が最後の投稿になっています。)
チャンネルでは、施設に入居するもロビーが新しい環境に馴染めずに苦労する様子や、ロビーの食べ物のこだわり、家具の選定法など生活に関わる全てを具体的に動画で紹介しています。