Tim Poolがロシア疑惑から逃げるため配信を停止?トランプはマックでバイトとJoe Roganに出演

社会・政治

右派系政治チャンネルを運営するティム・プール(Tim Pool)が配信頻度を減らすと発表しました。家族を優先するため、と説明しています。

ティム・プールはYouTubeチャンネルTimcastIRL(登録者数216万人)とTimcast(登録者数138万人)で活動しています。ティムは長年交際している女性アリソン(Alison Neubauer)と結婚をする予定だと話しています。ティムは2024年9月にロシアから資金を受けプロパガンダを流した可能性があるクリエイターとして名前が挙がっていました。

ティム本人は「富豪から資金援助の申し出があったが、それがロシアからだとは知らなかった」と話しています。1話当たり約1400万円を受け取っていたティムがどこから資金が来ているのか「知らなかった」で済むのでしょうか。政治系ポッドキャストでビジネスをしているのであれば、詳しいはずです。

続けて、トランプ元大統領が人気コメディアンであるジョー・ローガンのポッドキャストに出演していたので内容を紹介します。米国大統領選挙まであと数日になり、カマラ・ハリス副大統領もトランプ元大統領も最後の広報活動に余念がないようです。

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うさんくさいティム

こちらが活動を絞ると発表したティムの動画です。2024年10月22日の配信です。

ティムはスタッフの怠惰さを責めつつ、自分はがむしゃらに働いてきたと話しています。でも毎日スケボーしているとも話している。

実際のところ、ロシアから資金提供を受けていたMAGA論者のデイブ・ルービン、ベニー・ジョンソンらと共に捜査対象になっているからでは、と推測されています。

選挙戦が大詰めの時期に活動を控えるのは妙な動きです。政治系YouTuberならここからの一週間で四年分稼ぐ意気込みでもおかしくありません。

左派系政治コメンテーターのハサン・パイカーは「ロシアからの資金援助がなくなったから活動休止ねぇ……」と投稿しています。

結局、ティム・プールやデイブ・ルービンらは政治思想うんぬんよりも、金儲けのために活動しているだけのようです。

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マクドナルドとジョー・ローガン

一方、10月21日にトランプ元大統領はマクドナルドでバイトをしていました。カマラ・ハリス副大統領がマクドナルドでバイトをしていたことがあると明かしたので、対抗してパフォーマンスをすることにしたようです。

2024年10月25日にはジョー・ローガンのポッドキャストに出演しています。動画公開後、3日で動画は3500万回以上再生されています。トランプ元大統領とコラボしたどのポッドキャスターの動画よりも再生回数が多くなっているので、ジョー・ローガンの人気ぶりがわかります。

Joe Rogan Experience #2219 – Donald Trump

トランプ元大統領は相変わらず2020年の選挙は不正だったと話し、経済については関税をかけるべきだと話し、環境問題についてはトランプ政権時の水と空気はキレイだった、とめちゃくちゃなことを話しています。ジョーも反ワクチンの危険な意見を平気で言う人なので、ポッドキャストではファクトチェックは一切されていません。ウソを垂れ流しています。

トランプ元大統領は一瞬「私が選挙で負けた…勝ったのは」と口を滑らせたのでジョーが笑う一幕がありました。

ジョーとの会話の様子を見ていると、トランプ元大統領は自分の言っている内容を事実だと思って話しているのを感じます。本当の悪人は自分の行いを善行だと思うそうですが、トランプ元大統領はその域にいるようです1。支持者もそろって戻れない世界に連れていってしまったようです。

Image: Sky News Australia ‘One of the best’: Donald Trump’s McDonald’s appearance lauded

  1. その点、尻尾を巻いて逃げることにしたティム・プールは悪人としてもレベルが低い。
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