Netflixの『Outlastサバイブ・ザ・ワイルド』シーズン2が公開されました。晩秋のアラスカを舞台に16名のサバイバリストが約1億円の賞金を懸け戦います。
ルールは単純。グループに所属し、最後まで残ることです。グループから離れる場合は24時間以内に新たなグループに加入できなければ失格になります。さらに医療チームから治療を受けてしまえば失格になります。グループは4つで、名前はそれぞれアルファ(Alpha)、ブラボー(Bravo)、チャーリー(Charlie)、デルタ(Delta)です。
氷点下を下回り強風が吹き雨が降るアラスカで、火をおこし、食料を探し、限られた資源でシェルターを作り参加者は生き残りを目指します。シーズン1のレビューはこちらです。
今シーズンも強烈な参加者ばかりです。主要な参加者を紹介します。
冒頭からグループ分けを強制されますが、ここでのメンバー選定が後のゲーム展開に影響を与えます。参加者は第一印象と身なりで能力を品定めされています。
主要な参加者
それぞれ野外活動に精通している者、狩猟技術、文明の利器に頼らずとも野外で身の安全を確保する術を心得ている猛者ばかりです。それでも食事も飲み水も限られた状態で動き回り参加者の体力は限界まで試されます。
ドリュー(Drew Haas)
ヘリコプター操縦士、パーティー船経営者のドリューはテキサス州出身です。弓での狩り、シェルター作りを得意としています。
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真剣なリアリティ番組ですが、ドリューは同じグループになったテキサス州出身のドレイクと意気投合して楽しんでいるようでした。
トレとトニア
トレはメリーランド州出身の樹護士です。罠猟を得意としています。
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トニアはオレゴン州出身のセラピストです。弓での狩り、シェルター作り、火起こしを得意としています。
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同じグループだったトレとトニアの友情に心打たれました。心優しい二人です。
能力はあるの?のブリーとジョーイ
ブリーは元軍人でネバタ州出身です。Instagramフォロワー数は21万人で、バンライフのインフルエンサーとして活動しています。
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弓を使った狩りが得意と話していたのでグループに入ったブリーですが、弓を組み立てることもできず、弦の張り方もわからないと明かす場面がありました。グループの統制が取れないことにぶつぶつ文句を言うだけで、能力はさほどないように描かれています。
ジョーイはワシントン州出身で建築関係の仕事をしています。釣りとサバイバル経験があると話しています。
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ジョーイは貝を採る際に手を切ったり、消毒用のお湯に手を浸したりしてグループからどんくさい人扱いされています。
悪役?のバイオ
猟師兼ワナ師のバイオはフロリダ州出身です。ゲームを有利に進めようと他のグループに嫌がらせをしたため、悲惨な結果を招いています。
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敵グループを陥れる目的だったようですが、ルール違反で嫌われてしまいました。
優しさあふれるブランドンとジョセフ
シーズンの後半になり、参加者の体力も精神力も限界に近づいてくると我が強くなっていきます。そんな状況でも裏切った仲間を受け入れる寛容さと許す心を示した2人です。
アイダホ州出身で罠猟を得意としているブランドンです。仲間からは山男と呼ばれています。膝が悪い山男ですが最後まで全力で試練を乗り越えていました。
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機械工をしているジョセフはルイジアナ州出身です。イカダ作りで活躍しました。神を信じる発言が多く、(ウソをついている気付きつつも)仲間を見捨てない真の優しさを体現していました。
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頭脳で活躍したデータアナリストのエミリーも、便秘で苦しんだお母さん思いのティナも魅力的な出演者でした。
シーズン1の評判
シーズン2の参加者は低体温症、低血糖症、けいれん、塹壕足と診断され治療を受ける人が続出しています。過酷な自然の中で生き残りをかけた番組なので、文字通り命を懸けて挑んでいます。
実はシーズン1はやらせではないのかという声がありました。
やらせを疑う理由として「支給されていないはずの備品を参加者が使っている、熊が出ると脅されるが熊が出没するのは一度だけ、蟹を大量に捕獲するが二度と蟹を採ることはない(やらせ?)、鮭を大量に捕るシーンがあるが二度と鮭を捕ることはない(やらせ)?」があげられています。
シーズン2は不自然に大量の蟹や鮭を捕るシーンはないので、やらせはなさそうです。逆に参加者が命の危険にさらされすぎて心配になります。
(2025年3月29日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
勝ったグループはどのように暮らしが変わったのか、負けたグループの友情は続いているのかなどシーズン2の出演者のその後が見たいです。