ホグワーツ・レガシーにボイコットが発生した理由は原作者 行き過ぎを批判する声も

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『ハリー・ポッター』シリーズのゲーム『ホグワーツ・レガシー(Hogwarts Legacy)』のアーリーアクセスが2月7日から開始していました。記録的な人気を見せている『ホグワーツ・レガシー』ですが、配信前から一部界隈でボイコットが起こっていたようです。

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ボイコットの理由

『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングは一部から「トランス排除的ラディカルフェミニスト(通称TERF)」だとして批判されています。批判派はJ・K・ローリングがトランスジェンダーを差別するような発言をしたとしていますが、一方でJ・K・ローリング本人は差別的な意図はなかったと釈明しています。

このため、『ホグワーツ・レガシー』への不買運動が発生していました。さらに、『ホグワーツ・レガシー』への不買運動が起こったり、『ホグワーツ・レガシー』をプレイするストリーマーを列挙するためのサイトを立ち上げたりする人もいます。

サイトに名前が挙がったストリーマーをアンフォローしよう、という運動のようです。J・K・ローリングに利益が行く商品は買うべきではない、という強硬な主張をする人もいるようです。

このようなボイコットや批判の声があってもTwitch上では記録的な人気だったようです。アーリーアクセスが始まった2月7日には100万人が視聴していたそうです。

記録的な人気なのでボイコットは意味がなかったようにも見えますが、水面下で影響は出ています。

Twitchストリーマーのハサン・パイカーは「攻撃の対象になり、トランス差別者と批判されるのを避けるために『ホグワーツ・レガシー』はプレイしない」と話しています。

New Andrew Tate Evidence Exposes More, Hogwarts Legacy Sparks Witch Hunt & Today’s News
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ゲームを批判するのは?

不買運動を呼びかける人に疑問の声をあげる人もいます。

「LGBTQIA+コミュニティは何ヶ月も『ホグワーツ・レガシー』に抗議してきた!」という主張に対し、「LGBTが全員同じ考えだと決めつけないでほしい。『ホグワーツ・レガシー』で喜んでいる人もいれば、無関心な人もいるのだから。」と反論するツイートもあります。LGBTの意見を単一化するような風潮は好ましくありません。

余談ですが、トランスジェンダーだからこうあるべきという同調圧力があるのはおかしい、という意見は、当事者が複数出演したこちらの動画でも出ています。

The Trans Panel with Blaire White, Buck Angel, Gracie Jane & More

難しい問題ですが、J・K・ローリングに対する意見はいろいろであるにせよ、ゲームの開発者やプレイヤーまで批判するのは行きすぎではないでしょうか。

発売日はPS5とXbox Series X|Sでは2月10日、PC(SteamとEpic)では2月11日です。

Image: Hogwarts Legacy State of Play – Official Gameplay Reveal 4K

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