Afroman対オハイオ警察の裁判 警察官の不法行為を曲にしたら名誉毀損だと訴えられたが勝訴

おもしろネタ

グラミー賞にノミネートされた経験があるミュージシャンのアフロマン(本名ジョセフ・フォアマン、Joseph Foreman)のオハイオ州の自宅が2023年に地元警察に家宅捜索され、訴訟に発展していました。

容疑は誘拐、麻薬所持と密輸の疑いでしたが、家宅捜索をしても証拠は一切出てきませんでした。警察官らはアフロマンの自宅ドアとゲートを破壊し、監視カメラの接続を切り、現金数万円を奪っていました。

アフロマンはこの捜索を曲にしてミュージックビデオには監視カメラ映像を使用し、ずさんな警官の捜査を批判していました。これらの映像や楽曲が警官らのプライバシーの侵害、名誉毀損にあたると7名の警官が民事訴訟を起こしました。しかし、陪審は原告の主張をすべて退け、アフロマンの言論の自由が守られる結果になりました。

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経験を曲に

こちらがアフロマンの曲『Will You Help Me Repair My Door』です。「ぼくのジャケットの中にお目当ての大麻は見つかったかい? ぼくに誘拐された被害者は漁ったCDの中にいたかい? 法を守るはずなのにぼくから現金を盗んだのかい?」とずさんな警官の捜査を皮肉る内容です。

Afroman – Will You Help Me Repair My Door (Official Video)

アフロマンの自宅の監視カメラを切るあたりに警官が意図的に不法行為に及んだことがうかがわれます。このミュージックビデオを見ると警官らが犯罪者のようです。

アフロマンは他にも監視カメラの接続を切った警官リサについての卑猥な曲『Licc’em Low Lisa』や家宅捜索中にアフロマンの母親が作ったケーキを見つめる警官がいたことを歌った曲『Lemon Pound Cake』など複数の曲をリリースしています。いずれの曲も警官への皮肉と風刺が込められています。

これらの曲と監視カメラの映像が警官らのプライバシーの侵害、名誉毀損にあたるとアフロマンは訴訟を起こされました。

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笑える法廷

アフロマンは「警官ランディの妻とヤッた」とも曲にしているので、警官ランディは原告として出廷しています。その際、弁護士に「歌われていても、あなたの妻がアフロマンと関係を持っていないのは明白ですよね?」と質問され、「わかりません。アフロマンに聞いてください。」とふがいない答えをして話題になっています。

警官リサは『Licc’em Low Lisa』が法廷で流されると、泣いています。…しかし、大方の視聴者は同情を引くためにうそ泣きをしていると判断したようです。

保安官の元妻は被告の証言人として出廷し、カーディ・Bの曲『WAP』について質問されています。弁護士は「濡れているアソコについて歌っていても現実にそうだとは思いませんよね?」と聞かれ「思いません。」と答えています。

アフロマン勝つ

結局、アフロマンが勝訴しています。

アフロマンは取材に応じ「ぼくの勝利ではなく、アメリカの勝利です。アメリカにはまだ言論の自由があります。」と話しています。

ここまでの内容はモイスト・クリティカルが動画にしています。

Afroman Trial was Crazy

米国では報道の自由が規制され、言論の自由が危ぶまれていると言われていますが、アフロマンの勝訴で少し安堵します。

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