ビリオネアに屈したEd SheeranがMacklemoreをツアーから降板させ炎上

セレブ・エンタメ

ツアー中のエド・シーラン(Ed Sheeran)が政治的な炎上をしています。騒動の発端は前座を務めるラッパーのマックルモアの発言です。公演中マックルモアが「フリー・パレスチナ」と呼びかけたため、アリーナのオーナーたちがマックルモアの降板を要求していました。ついでに歌手のピンクもマックルモアを批判する投稿をしています。

ノンポリの立場で政治的な問題から距離をとっていたエドでしたが、ツアーの動向が危うくなりオーナーたちの要求に屈服しています。パレスチナ人を虐殺しているイスラエルの現状に抗議するマックルモアに賛同した他の前座アーティスト、エドのバンドまでも自主的に降板を発表しています。執筆時アーティストはエドしか残されていません。

アリーナのオーナーはロバート・クラフトです。クラフトはエプスタイン文書に名前が載っています。有名なイスラエル支持者でネタニヤフと親交がありアメリカ・イスラエル公共問題委員会AIPACに多額の寄付をしています。

クラフトの思想的な立場からマックルモアの発言は受け入れがたかったのでしょうが、ビリオネアがアーティストの発言に圧力をかけ、公演を中止させる事態に多くのファンは動揺しています。

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騒動の概要

こちらがマックルモアの発言です。

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マックルモアは「(抄訳)パレスチナの方を忘れていないとこの場で伝えたい。次の曲はコロンビア大学の学生の勇気に触発され制作しました。CUAD(コロンビア大学人種隔離政策撤収連合)とJVC(Jewish Voice for Peace)などの活動に感謝します。人種隔離政策と虐殺を行うイスラエルを批判することはユダヤ人を批判することではありません。平和を願っています。すべての人が尊厳を持ち、尊重され、平等であるように。」と語っています。

この発言が気に入らなかったのがロバート・クラフトです。クラフトはエドに「マックルモアを出演させるなら会場を使用させない」と連絡を入れたそうです。結果、エドはマックルモアの降板を決めます。あっけなくビリオネアの要求に屈したエドに「臆病者」「外見だけではなく中身まで醜いのか1」「すべての子どもたちに教育をするんじゃなかったの?」と批判の声が湧きます。

エド・シーランへの批判

エド・シーランへの批判

エドとマックルモアは13年来の友人だったそうですが、友情よりもお金を優先したように見えるエドです2。

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他のアーティストも自主降板

マックルモアの降板を受け、出演する予定だったアーティストのアーロン・ロウ(Aaron Rowe)、ルーカス・グラハム(Lukas Graham)、フィニアス(FINNEAS)とエドのツアーバンドまで降板を発表します。

ついでにマックルモアを批判する投稿をしていたピンクまで一緒に炎上しています。エドの投稿にいいねをしているのが発見されたからです。

※写真はルパート・グリントとジェームズ・チャールズです。

ここまでの内容はクラッシング・アウトで紹介されています。

The Ed Sheeran Problem

クラッシング・アウトは「昔、英国のバンドがアメリカに来て公演をする際、人種隔離をしている会場では公演しないと発表した。会場は隔離を止め、バンドは公演をした、というエピソードがある。そのバンドはビートルズだ。エド・シーランは対抗する機会があったけどしなかったね」と紹介しています。

マックルモアに賛同するアーティストは株を上げ、逆にエド・シーランと交流があったアーティストだという理由でテイラー・スウィフトまで一緒に批判されています。アーティストなので広い客層からお金を吸い上げるためには黙っているのが得策ですが、オリビア・ロドリゴをはじめ臆さずに政治的な事柄に意見を述べるアーティストが多くなってきました。

今後アーティストの思想によっては会場が使用できずライブ中止や縮小という例が出てきそうです。

注

  1. そういうことを言っちゃダメじゃないのか。
  2. ファンのため公演の実施を優先したともいえるが。
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