宇宙に行って嫌われた残念な女性たち 歌手、大富豪の婚約者、宇宙生物学者…

おもしろネタ

アマゾン経営者で大富豪のジェフ・ベゾスの運営する航空宇宙会社のブルーオリジンに女性飛行士が搭乗して話題になっていました。

メンバーはベゾスの婚約者ローレン・サンチェス、歌手のケイティ・ペリー、司会者のゲイル・キング、元NASAの科学者アイシャ・ボウ、宇宙生物学者のアマンダ・グエン、プロデューサーのケリーアン・フリンでした。

各界で輝かしい功績を持つ有能な女性陣が集結した…のですが、セレブや視聴者から批判される結果になっています。

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批判の声

宇宙に飛ばすための高額な費用や環境への負担を考えると手放しに応援できない、「女性のため」を掲げるのであればもう少し別の方法があったのではないか、米国の政治が混乱している時期に脳天気なパフォーマンスを賞揚する気にならない、というのが主要な批判です。パンデミックの時期に米国のセレブが『イマジン』を歌って一般人を応援して炎上、という騒動がありましたが似たような騒動になっています。

彼女たちは数分間宇宙空間を漂い、すぐに地球に戻ってきています。ケイティはツアーの告知をしたり、娘の名前デイジーにちなんで花を持って微笑んだりしていました。

こちらの動画では「大金持ちの女性が宇宙に行ったようだけど、現実離れしてて腹が立ちます。ケイティが『宇宙に行って愛に包まれていると感じます』と言う動画を見たけど、癇に障る発言するなと思いますよ。普通の人は日々の支払いに苦労しているのに。」と話しています。

こちらの動画では「普通の人が一生かかっても排出できない量の二酸化炭素を排出してケイティは…」とした後、天災に見舞われた各地のニュース映像をつなげています。

環境が破壊されているのはケイティの責任ではないのですが、空気を読まない悪いお金持ちの象徴として批判されています。

モデルのエミリー・ラタコウスキーや、監督・俳優のオリビア・ワイルドも苦言を呈しています。

こちらの動画ではベゾスの婚約者が地球に戻った後「私たちは分断していると思っていますが、実際は繋がっているんです。」と話す動画が2007年のミス・ティーンアメリカに出場したケイトリン・アプトンの珍回答に似ていると編集されています。

他にも「ケイティ・ペリーやローレン・サンチェスが宇宙にいるのが女性の模範になるようだけど、NASAに勤めていた女性は解雇されサイトから削除されている」との投稿があります。

トランプ政権は政府関連機関で大量解雇を行っています。

ここまでの内容はThe Majority Reportで紹介されています。

Blue Origin’s Faux Feminism Mission
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反論

ゲイル・キングはネットからの批判に「友人だと思っていた、個人的に素敵な人だと思っていた人からも批判されていると知り、悲しく思います。宇宙で活動をしても地球から何かを奪ったわけではありません。地球のために、良い方向に向かうように宇宙での活動をしただけです。軽率な考えで宇宙に行ったわけではありません。私たちを見て、女性や少女、男性が意欲をかき立てるきっかけになれば良いと思います。」と語っています(動画)。

素敵な意図を持った宇宙滞在だったようですが、好感度が著しく低いニュースになってしまいました。

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