飲酒、ドラッグ、浮気、ケンカ、家庭崩壊──高校生の「リアル」な日常を描いたHBOの人気ドラマ『ユーフォリア』は、ゼンデイヤをはじめとする出演陣の迫力ある演技や衝撃的なシナリオで、話題をさらっています。放送されるたびにSNSで大きな話題になり、放送日にはSNSでネタバレを避けるのは不可能なほどです。人気ドラマの常として、TikTokでもネタになっています。
今回は、『ユーフォリア』ネタの秀逸なTikTok動画をまとめて紹介します。ネタばれを多分に含みます。ご注意ください。
もし彼らがYouTuberだったら?
『ユーフォリア』に登場する個性的な面々がYouTuberとして活躍していたら、どのようなチャンネルだろう?というネタ動画がバイラルになっています。ジュールズは「同級生の父親とヤッた話」、アッシュトレイは「12歳のとき人を殺めたけど罪に問われていない件」、ネイトの父親は「息子に秘密のポ○ノを発見された」、キャシーは「謝罪動画」などです。
レキシーは「ハロウィーンの衣装は何にしようかな」、ルーは「私はもうシラフですヨ!」、マディは「彼氏は実はゲイだと思う」、ネイトは「俺はゲイじゃない」などです。
こちらのアカウントは新エピソードが公開されると、内容を基にしたパロディ動画を公開しています。チャンネル名や動画タイトルの細部にも『ユーフォリア』の登場人物たちを反映したネタが仕込まれています。視聴後の振り返りにおすすめです。
ユーフォリアの出演者に加工すると
ネイトとキャシーが派手な言い争いをしているシーンにディズニーのシットコム風の効果音を挿入すると……という動画です。緊張感がなくなり、コントに見えてしまいます。
そこで拍手しちゃだめでしょ、スタジオの客はどんな感性してるんだ、と思わされる映像です。
こちらもネイトとキャシーの言い争いのシーンに加工を施しています。キャシーが怒りで見開いた目と対照的なおちょぼ口が滑稽です。
オーバーな身振りで目を見開いておちょぼ口にするのを自分でもやってみたくなります。
パロディ動画
こちらも親友の裏切りが明らかになった緊迫したシーンですが、一人で五役を演じ分けて再現しています。
カーダシアン家のケンカの再現動画を思い出します。
こちらはマディの長い爪がいじられています。爪を伸ばしている人特有の手の動きがいじられています。
なぜネイルに凝ると手の動きが大きくなってしまうのでしょうか?
またネポティズムか……
最後は、『ユーフォリア』の脚本を務めているサム・レヴィンソンに関する動画です。サムの父御は映画プロデューサーのバリー・レヴィンソンです。バリー氏はHuluのドラマ『Dopesick』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めており、父子共に薬物依存症にまつわるドラマを制作している、と紹介されています。
ハリウッド・エンタメ界やファッション業界にはネポが多いようです。
『ユーフォリア』には露出シーンが多いのですが、これは脚本家の趣味のようです。しかし俳優が「この露出は必要ないと思う」と抗議すれば受け入れられたという話もあり、こだわりがあるのかないのか不明です。