MAGAアカウントがバングラデシュ、インドやナイジェリア拠点だったと明らかに 背景は?

社会・政治

X(旧Twitter)がユーザーの位置情報を開示したため騒動になっています。トランプ支持者であるMAGAアカウントのほとんどがバングラデシュ、インド、サウジアラビア、イラン、カザフスタンやマレーシアで作成されたと明らかになっています。

発覚後、アカウントは消滅するか、投稿をしても「このアカウントの所在地はアメリカではありません」と注釈が付くようになっています。

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MAGAアカウント

こちらの投稿ではユーザー名america_first0(米国第一0)がホワイトハウスの報道官カロリン・リーヴィットが子どもを抱いている写真とともに「トランプを支持し神を愛するなら良いねして」と投稿しているのをいじっています。※引用されているアカウントは凍結されたため表示されていません。

こちらの投稿では数々のMAGAアカウントが米国以外から作成されていると暴露しています。アカウントのフォロワー数は多いもので100万以上のものもあります。

こちらの投稿ではイスラエル人女性になりすましているインドを拠点にしているアカウントが「(イスラム教徒である次期ニューヨーク市長)マムダニの当選後ヒジャブが強制される」の投稿をしているので、笑っています。

これらのアカウントの拠点を地域別に見ると、インドネシア、中東、北アメリカが優勢のようです。

アメリカからのものはほとんどありません。

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その後

有名なイヴァンカ・トランプの近況を報告するアカウントはナイジェリアに拠点があり、発覚後、アカウントが凍結されています。

MAGA支持の美人な女性になりすましていた詐欺目的のアカウントもパキスタンを拠点にしているものだったようです。こちらのスレッドではさまざまなアカウントの正体を暴露しています。

こちらの投稿では、MAGAになりすますアカウントが発生する背景にナイジェリア、ケニア、バングラデシュの平均月収は$470(約7万3000円)、$393(約6万円)、$220(約3万4000円)であること、Twitterが悪質な誤情報を罰しなくなったこと、収益化が可能になったことを理由にあげています。

先進国でバイラルになる投稿をすれば、それなりの収入になるので悪質な投稿をするようになったようです。

ここまでの内容はモイスト・クリティカルが紹介しています。モイストは「この時代にこれ以上ない改善だ」と話しています。

Twitter Actually Made a Good Change

モイストは元から外国人による投稿を疑っていたそうですが、気がつかずに影響されるユーザーもいたかもしれません。モイストは「とあるデータでは60%の投稿がボットだとする結果もある。あなたが交流していた相手はボットの可能性もあり得る。」と話しています。

エンゲージメントのため、収益のために不適切な内容をくり返し投稿していたアカウントの拠点が明らかになったのは良かったと思います。

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