残念な軍事パレード やる気のない行進と手持ちドローン ルビオはあくび、ヘグセスはアル中

社会・政治

2025年6月14日にワシントンD.Cで大規模な軍事パレードが行われました。陸軍創設250周年を祝うパレードですが、トランプ大統領の79歳の誕生日祝いも兼ねていました。

最高指導者の誕生日に示威行動をするとは、ついに米国が権威主義国家になってしまうのではないか、と危惧する声が多くありました。しかし、行進をしている軍人の士気は低く、列席している国務長官マルコ・ルビオはつまらなそうにあくびをして、トランプは眠り、パレード責任者の国防長官ピート・ヘグセスは相変わらずアルコール依存症のようだと指摘されています。

残念な結果になった軍事パレードですが、理由があると投稿する人もいます。

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印象操作と効果音

同時中継されていたパレードなので、あらゆる方向から様子が見られました。観覧している人は少なく、盛り上がりに欠けている印象です。しかし、保守派のFOXは効果音を重ねて盛り上がっているように見せかけた映像にしていると指摘されています。こちらのTikTok動画では同じ中継でもPBSとFOXで中継の音が異なると比較されています。

FOXの中継は不自然な観客の声があり、トランプが話し始めるとピタッと止まっています。不自然です。

こちらはアメリカ国防総省が投稿したパレードの観覧者の写真と、別の写真を比較している投稿です。アメリカ国防総省の投稿では人が不自然に多くなっています。

露骨なプロパガンダをしていると指摘されています。

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選曲と行進で抗議?

パレード中に流れた曲について、静かな抗議の証だと指摘する人もいます。『Fortunate Son』は、特権階級が兵役拒否をしていることを歌った曲だそうです。

トランプはベトナム戦争の時に、骨棘?が理由で、兵役拒否していますね。

こちらは元軍人だと話す人の投稿です。足並みを揃えて行進するのは、訓練で体になじんでいるはずなので行進したかったらできないはずがないとのことです。士気の低い行進は明らかな抗議を示しているそうです。

手で持つドローン

行進の中で、いじられているのは兵士がドローンを手で持っている場面です。子どもが紙飛行機で遊んでいるような、緊張感に欠ける光景のように見えます。

こちらはコラ画像ですが、ガラガラの椅子席に1人バーニー・サンダース議員が座っています。

結論

北朝鮮やロシアのような国家が大規模軍事パレードを好んで行っているので、アメリカ権威主義の幕開けか、独裁者トランプの誕生か、と心配されていました。しかし、今回の士気の低いパレードを見ると、ほど遠いように感じます。

余談ですが、同じ日にイギリスのチャールズ三世もお誕生日セレモニー(本当のお誕生日は11月)を行ったようです。こちらは美しく、周辺の飛行場を閉鎖せず、ロンドンの交通も麻痺しなかったそうです。わざわざ観客を買う必要もなかったそうです。

トランプは観客席を埋めるためにMAGAに席を買うように宣伝していました。できるだけ人種の多様性がある人が望まれていたようですが、賃金は暗号通貨で後日支払われるとされていました。そのせいで、結局会場には人がほとんどいない様子がカメラに映っています。

ここまでの内容はブライアン・テイラー・コーエンが動画で紹介しています。

OMG: Trump HUMILIATED at his OWN military parade

パレードの最中に、軍事パレードのスポンサーとしてコインベース、パランティア、オラクルが大きく表示されていたのに驚きました。暗号資産取引所と、国民のデータを管理する企業が大統領のスポンサーになっているので、暗雲が立ちこめています。アルコール依存症の人を国防長官にしたせいでグダグダになったのではと指摘されています。ヘグセスの側近は次々とやめてるし、メイクアップルームを作らせるぐらいしかしてないようです。

同時に政権に抗議するデモも全米各地で行われていて、大都市ではそれぞれ数万人が行進していたので、ガラガラのパレードと好対照をなしています。

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